志水
みなさんこんにちは志水です(@echohuku)

今回の記事では
『エコーを"使えないと"これからの運動器セラピストは
淘汰されてしまうかもしれない』

という前提で、エコーの基礎についてお話したいと思います
 

えっ、運動器のリハビリをするのに"エコーが必要"だなんて聞いたことないですけど?それに、有名な先生たちだってエコー使ってませんよね?

 

 

 

 

志水
志水

それがね。そのスゴイと言われる先生たちも徐々にエコーに手を出しているんだよ?知ってる?

 

 

新人
新人

いや、それは知らなかったけど…でも今からじゃ間に合わないんじゃないですか?

 

 

志水
志水

今からでも大丈夫!エコーはこれから運動器領域で必須になることは間違いないから、イチから学んでいきましょう!

 

 

エコーは我々、コメディカルが使うようになってから「日が浅い」=「使える人が少ない」

ツールです。

ユーザーが少なく市場価値が高くなっています。そして、これから理学療法士・作業療法士の需要は少なくなっていくことが厚生労働省が発表しています

 

この情報を知って、何もしない《自己研鑽》しないのは
"徐々に沈んでいる船で爆睡している"ことと同じですよ?

 

エコーはあくまでも選択の1つではありますが
運動器疾患を見るにはとても大きな武器になることは間違いなしです!

 

生存競争に勝つためにも、運動器エコーを学び自分をブランディングしましょう

志水
志水

エコー歴6年。年間エコー撮影件数300件以上エコー指導人数50名の筆者が、イチからエコーについて教えますね😉

運動器エコーってなに?

僕らコメディカルが普段の臨床で使うエコーのことを"運動器エコー"と読んだり"整形エコー"とよんだりしますが、一体何のことでしょうか?


運動器疾患、つまり

・脊椎疾患
・肩関節疾患
・膝関節疾患
・etc…
整形外科領域で使う【エコー】という認識で良いと思います。

また
最近では、整形外科病院やクリニックなどでも導入されることがとても多くなってきていますので、例えエコーがなくても勉強する必要性は高いと思います

エコー(超音波診断装置)ってなに?

簡単に言うと

「音の力」で「物の形」を知る道具です

一般的に『エコー』っていう言葉は、『エコーロケーション』の略で

日本語では『反響定位(はんきょうていい』だそうです

Wikipediaの説明では

動物が自分が発した音が何かにぶつかって返ってきたもの(反響)を受信し、その方向と遅れによってぶつかってきたものの位置を知ること

Wikipedia 反響定位より

興味のある方だけ知っておけばいいので、興味のない人は覚える必要もないです。(僕はほとんど誰かに説明したこともないです)


この"エコー"を自然界で使う生き物は数多くいますが、このような目的で使うことがあります.

ココからの画像はクリックすると大きくなるので、気になるところは見てください 😀 

エコーの説明1

医療の世界で"エコー"というと
産婦人科内科が思いつくのではないでしょうか?


お子さんがいる方は、
エコーを使って胎児の状態を確認した経験があり、驚きや喜びを感じたことがあるのではないでしょうか?

エコー説明②


そして、エコーの特徴でもある"身体に害がない"

傷をつけない=侵襲がない

といったこともエコーの特徴ですね

簡単にとれるの?見れるの?

新人
新人

エコーの仕組みはなんとなくわかりましたけど…

撮れるようになるのは大変ですよね?

それに、エコーの画像は見たことないんです……

 

 

志水
志水

そうだね。

確かに慣れるまで大変だけど
練習すれば誰でも誰でもるようになるし

画像をみる(読影する)ポイントを知っておけば大丈夫!

ここからはエコーの画像を読影(読み解く)するのに必要になる

🔻エコーの用語
🔻撮り方の基礎
🔻なにがどのようにみえるのか

これらについて説明していきます

本で学びたい❗という人にはこちら

超音波でわかる運動器疾患−診断のテクニック

エコー用語

bookman

エコー画像をみる(読影する)うえで必須のポイントです。

実際に使っている方でも、復習の意味合いで読むと良いですよ

エコー用語①

エコー用語①

書籍や文献を読んでいても「プローブ」や「プローベ」と、統一の無い記載があったり、学会でも呼び方が違うので、ご自身の気に入った呼び方で呼んであげてください。

【豆知識】
当院のエコーは「日立」なので突起側に記載されているアルファベットは「H」となりますが、「東芝」なら「T」となっています

エコー用語②

エコー用語②

エコー用語③

エコー用語③

エコー基礎(撮り方)

basic

用語を理解したら、今度は撮り方です。ここでは主にプローブの当て方についてです

プローブの当て方が上手にできないと、画像がキレイに映らないのでとても大切な部分になります!エコーを使える環境の人は、徹底的に練習してくださいね

エコー基礎①

エコー基礎①

これも撮る人によって若干違ったりしますが、一番は自分で撮る時に毎回同じような当てることです

エコーの画像は比較してとることが多いので、いつも同じように撮影する技術と意識を身につけてください。

後で見比べた時に「ん?前と画像の感じが違う」なんてことはしょっちゅうありますからね。

 

エコー基礎②

エコー基礎②

これはメチャクチャ重要です!当て方の基礎中の基礎。

狙った組織に対して直角に当たらないと、「これは損傷してる…かな?」みたいなことになります。

なので、しっかり直角にあたっているかプローブを傾けたりして調整します。これができていないと他者との画像共有ができなくて「撮りなおし」となることが多々あります。

 

エコー基礎③

エコー基礎③

持ち方は結構重要です。左図のような持ち方だとスゴく不安定で画像がブレブレになってしまいます!

特に、関節の動かしながら撮影(上級テクニック)するときには、右図のようにしっかりと身体に密着させる必要があります!

見かた(読影の)ポイント

見る狼

身体の中には

「骨」「筋」「腱」「靭帯」「神経」「血管」など多くの組織があります。

それぞれ見かた、うつり方の特徴があるので覚えておいてくださいね。

 

骨・筋

エコー画像①

【骨】
不動の(動かない)ため、エコーを撮る際にはランドマーク(目印)にすることが多いです。基準となる骨を正確に撮れるように練習が必要となります。
骨折のおけるエコーの威力は非常に強く、レントゲンで見逃す微細(細かい)骨折なんかはほとんど見れます!

【筋】
圧迫(押す強さ)具合によって筋は変形してしまうため、優しくプローブを当てる必要があります。関節を動かしながらの撮影時にはテクニックが必要になります。
最近では筋の「滑走性」「癒着(周りのものとくっついている)」の評価をしていますが、わかるようになると臨床で凄まじい威力を発揮しますよ!!(かなり難しいですけど…)

腱・靭帯

エコー画像②

【腱】

手の屈筋や伸筋腱、アキレス腱など炎症が生じやすい部分を撮影します。腱の断裂像なんかも容易に確認できるのでとても有用です。

【靭帯】

膝の内側側副靱帯や足関節の前距腓靭帯など、表層の靭帯は比較的簡単に撮れます。傷が治っているかの確認も靭帯ではよくします!客観的な指標として、患者さんも納得することが多いです。

神経・血管

エコー画像③

【神経】

手根管症候群や腕神経叢の障害など、神経の障害もエコーで確認できます。絞扼性(締め付ける)によるトラブルでは、問題となっている筋を同定(探しだす)するのに役立ちます!

【血管】

血流を主に確認しますが、急性期(怪我をした)なのでは特徴的な反応を示し「炎症」であるかどうかの判断もします(意見がわかれますが…)最近では胸郭出口症候群(TOS)の評価にも用いることができると2019年の超音波学会では大きなトピックスになっていました

さいごに

近年、運動器エコーセミナーも増えてきて情報を手にしやすくなっています。しかし、セミナーに参加しても技術はそれほどみにつきません

エコーが手元にあるのであれば、ひたすら練習です。それ以外に近道はありません。

運動器リハをしているけど、エコーが無い…という人。経営者にエコーの重要性をプレゼンしましょう!!僕はプレゼン資料を作って、何回も院長や理事にかけあいました。

1年掛かりましたが、なんとか購入してもらいました。熱意の勝利だと思っています。

エコーを使える環境に本当に良かったと思います。

みなさんもエコーのスキルを習得し、生存競争に勝ちましょう!


参考文献・オススメ図書

『運動器エコーのバイブル』とされ、エコーをやっていてこの書籍を読んでいない人はいないんじゃないでしょうか?まずは入門として購入することをオススメします😄

 

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