志水
志水
みなさんこんにちは! 志水です. 今日は肩関節周囲炎の”疫学”についての記事です 簡単にいうと、 「どれくらいの人,どういった人が肩関節周囲炎になるのか?」 ということですね。
みなさん こんな質問をされたことありませんか?
おばさん
肩関節周囲炎の50代の おばさん
❍五十肩って私の周りでもたくさんいるんだけど,みんななるものなのかしら? ❍男性と女性ってどっちがなりやすいの? ❍70代の母親が私と同じ様な症状なんだけど70代で五十肩ってなるの?
臨床場面でよく聞かれるような質問ですが… アナタはどう答えますか?? ">こちら) 「えーっと…(なんて説明したら良いかわからない…汗)」←困ってしまい,患者さんを不安にさせる
こういった質問に"的確に答えれるかどうか" って結構重要だと思います。 っていうもの、ちゃんと知ってるかどうかって 信頼に関わってくると思うんですよね
この記事をオススメする人
🔻肩関節について苦手意識を持っている人 🔻肩関節の勉強をし始めた人 🔻新人セラピスト
今回の記事を読むと…
肩関節周囲炎の 🔻発症率 🔻性差 🔻好発年齢 について理解できる
一番は,ある程度の根拠をもって"他者に説明できる"ということですね (ココで言う"他者"とは患者さんだけでなく,後輩や学生さんなんかも入ると思います) ちなみに、今回の記事ではこちらのガイドラインを参考にしています 理学療法士協会が作った肩関節周囲炎のガイドラインで 国内外の論文をまとめて作ったもので、目を通すだけでも すごく勉強になるのでオススメです! 肩関節周囲炎ってそもそもなに? と思うひとは先にこちらを読むとイメージが つくかもしれません(簡単にまとめています)

有病率

有病率とは
人口の2~5%程度(Neviaser,2010)←海外 人口の1~16%程度(山本.2011)←国内
といった感じです。 ただ問題があって…
何をもってして「肩関節周囲炎なのか?」 →診断の基準がバラバラ →検査も統一されていない
といった理由で、 信頼性はそれほど"高い"とは言えないかも知れません…
が、参考までに知っておくとよいかもしれませんね。

性差

男性と女性では、どちらのほうが 肩関節周囲炎になりやすいでしょうか?   なんとなく想像つくかもしれませんが…     女性に多い傾向です(Cambell.2008) と言いたいところですが… 皆川らは男性は14.8%,女性は18.1%であり女性のほうが多いと報告していたり 小松原らは性差はないと報告しています   …   …   つまり、意見はバラバラですね^^;   ただ、女性に多いと報告する研究者は多いようなのと     ただ、個人的な印象では 女性の方が男性よりも多い感じはしますね

好発年齢

肩関節周囲炎は何歳ぐらいの人が多いでしょう? やっぱり50代でしょうか?   ガイドラインにはこのように書いてあります。  
40~70代に発症する症例が少なくとも 8 割以上であり五十肩といわれるのもうなずけるが50代前後の範囲は思いのほか広く50代以外だからといって肩関節周囲炎を強く否定できるものではない。 出典:村木孝行. (2016). 肩関節周囲炎 理学療法診療ガイドライン. 理学療法学, 43(1), 67–72.
ということで 40代~70代まで幅広く発症する可能性があると思ってください。 実体験ですが 70代後半でも肩関節周囲炎の方を担当したことがあります。 年齢的に腱板断裂を疑いましたが、 理学所見およびエコーでの腱板断裂所見も無く,レントゲンでも変形が少なかったので その時は少し驚きました     ということで今回は 肩関節周囲炎の
🔻有病率 🔻性差 🔻好発年齢
  についてお話しましたが せっかくなので "確認テスト"をしたいと思います  
確認テスト
肩関節周囲炎の 🔻有病率 →海外では(2~5%) 本邦(国内)では(1~16%) 🔻性差 研究者によって差はあるが(女性)に多い 🔻好発年齢 (40)代〜(70)代の症例が(8)割以上である
答えは見返して確認してくださいね。 そしてアナタはちゃんと合っていましたか? こういった基礎的な部分は 患者さん・クライアントさんと信頼関係を構築する ためにも重要なので理解しておきましょうね

~お知らせ~

note.執筆記事
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